落とし込み釣行記2016/4月

 釣行日 場  所  潮 月齢  干満水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
4月9.10日(土日) 大分
満 8:07
干14:21
18

南〜東

カニ 50, 47, 47(キビレ)
53

チヌの口

足は跳んだりはねたりしなければ歩けるようになり,インフルエンザも癒えた。

 

しかし,まだ赤ん坊に近づくなと言われるので(しょうがなく)久しぶりの釣行となる。

 

 

朝一,2投目で沈みの陰で50cm。

 

移動してキビレ47を釣ってチヌのアタリはないので移動。

 

あまり歩かなくていい場所に行っては,チョイとカニを入れてみるがアタリはなく夕方まで寝て,起きて夕マズメで沈みの陰で47cmでその日は終わる。

 

 

 

次の日,藻の陰で53cm。

しかしそれっきりで昼前には帰り支度。

 

 

どうやら例年になくパッとせず,セイジ君によると今期のノッコミチヌは他の入江に行ってフカセ釣りによく喰っていたらしい。

 

間違って入って来て喰うノッコミチヌの引きはすばらしく,釣れたのを良しとしようと福岡へ戻る。

 

 

写真を見返して改めて思ったのだが,ノッコミチヌと河付近の居付きのチヌの違い。

並べてみると。

51cm

河口近くの 「居付き」 50cm

51cmの口

 

 

 

47cm

47cm ノッコミ

47cmの口

 

 

 

53cm

ノッコミ 53cm 2.9kg

53cmの口

  

一番上は,居付きのチヌだろう。2番目,3番目はノッコミ。

判断の基準は体色と鱗の新鮮さが全く違う。

1番目と3番目の鱗の違い。3番目は1番目より大きいのにきれいなつやつやした鱗。間違いなくノッコミチヌだろう。

注目するのは口。

 

河口近くの「居付きチヌ」は,その口に特徴がある。

一番目の50cmの居付き。3番目の53cmのノッコミよりも

口がデカイ。

 

 

多分,数年住み着いている場所での食性の違いが彼ら(彼女)らに変化を遂げさせるのではないだろうか。これはセイジ君との会話で出たのだが。

 

口をでかくしなければならない食性。

 

河口近くの石の間に住みつくでっかいカニ(ケフサイソガニ)。小川まで遡ったときにいるモクズガニ,ザリガニ。岸際に隠れているフナやハヤ,ボラの子などの大きめの魚。石にへばりついているカキ類(イガイは殆どないからへばりついているのをこさいで剥いで食べる。)

 

そういうものを食するためには大きな口が必要になるのではないか。

 

河付近に通年住み着いているヤツと深い海から時々護岸に寄ってくるチヌの違い。

こういうことを考えるのもまた面白い。