チヌ落とし込み釣行記 2001年 11月 とうとう初冬の釣りへ

 釣行日   場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   餌 釣果 サイズ
11月25日
(日)
佐世保 11  4:16
10:27
19.0
微濁 カニ
45
 温泉旅行の疲れは残っているが、禁断症状を抑えるべく夜遅く決断。
 「行くぞ!」
 あまり疲れないところは、と。長崎・熊本新港は出費が大きい。高串;パイルで釣りづらそう。唐津BSか一文字;釣れなさそう。伊万里久原;人が多そう。佐世保;ちょっと遠い。疲れそう。はぁーっ・・・。結局、決めきれずに就寝。
 
 5時半に目が覚め、(年を取ると、ゆっくりと眠れないのはいやだねぇ。)布団の中でぐずぐずしていたが、佐世保に行こうかなーと起きあがる。
 水槽で待機しているカニ君たちに出動命令をかけて出発。
 
 2時間弱で到着。9時には竿を出していた。
 鯨瀬は最近釣れないし、フェリーの発着や乗客などに気を遣うので、護岸を探ることにして干尽へ行く。
 護岸も台船も狙うつもりで竿は夢幻海2.1、リール;なぜかバイキングST-44に新素材の2号、ハリス;2.5号、ハリ;ダゴチン専用2号、ガン玉2号。メチャヘビーだぁ。チヌが馬鹿にするなと言いそうだ。サンバタックルだね、これじゃ。
 
 始めて15分ほどで一ヒロの止めアタリ。タナにカニがへばりついたかと思ったが、メイタだった。ピリピリーっと引いて竿を上げるとスッポンと宙に舞った。まあ、釣れないより気分がいいけど。キミじゃない。
 もう下げ8分ぐらいで潮は流れず、波もない。これはやっぱり苦戦かな、と思いながらも丹念に上層3mぐらいを探り歩く。
 
 アタリもなく1時間が過ぎようとしていた頃に、チヌ発見!ちびサンバと一緒に泳いでいる。素早く体を隠して、竿先だけ出して、そーっとエサをおろしていく。糸がちょっとフケてまた伸び、エサが水面に着いたことを知らせる。なお竿先をおろしていく。2mほど入ったところでまたフケた。
 

見えチヌの拾い釣り;45p
 エサ取り?タナの障害物?喰った?
  糸を張ろうと穂先をジワっと上げかけていると、逆にグーッと穂先が入りだした。
  グッとあわせる。乗った。
  ちょっと大きいようだ。でも何しろ竿が強い。締め込んで胴にグイッとテンションが掛かると、反発でチヌが抵抗をやめてしまうので、じっと耐えてるだけで浮いてくるから、物足りないぐらいだ。
 上がってきたのは40超ぐらいか。
 無事タモ入れっと。ふえーっ。
 この状況とヘビータックルでよく喰ってくれたね。今年はよくないが、何とかなるのが佐世保のよさかな。
 その後は、全くあたらず。見切りをつけて、疲れを残さないように11時半に納竿。 


 釣行日   場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   餌 釣果 サイズ
11月18日
(日)
熊本 10:53
干 4:25
19.0
カニ
40
30×3
 行くところが遠方しか思いつかず、原崎君に電話すると
 「あります。切れ波止。以前58がその近くで釣れたそうです。自分も近くの地波止で53を釣りました。が、この時期のデーターはありません。」
 場所を聞くと、熊本の三角の先と言う。
 ちょっと遠いが有明海は濁っているし、「ひょっとしたら大型が・・。」なんて話にすぐ乗ってしまった。
 
 ゆっくりと起きて、熊本の原崎宅経由で約二時間あまり、8時に波止上がり。
 先客1名、落とし込みだ。仕掛けをセットしてるとその人が掛けた。時間をかけて取り込んだのは40チョイの型。

案内人原崎君、先行三枚
 「おるやん。おるやん。」
 期待して原崎君は外側に。私は内側を探る。
 内側は原崎君によると、2m間隔のパイルが斜めに出ているという。キワを落とすと確かにエサはすぐにパイルに着いて止まる。
 開始、15分も経たないうちに原崎君が掛けた。先を越されちゃった。
 タモに入ったのは30pちょっとの型。いいなー。
 「底でーす。」水深はあまりなく6〜7mぐらいか。
 今度はこっちの番だと気合いを入れ直すが、パイルの上・少し下、足を狙っての前底も全くダメ。次は外側を上層から底・前と探る。が・・・。
 
 原崎君は、追加。また追加と30ぐらいの小型ながら調子よく掛けていく。
 ときどき「アッ!」なんて声を出して、ばらしたりしているのにこちらはやっと掛かったかと思えば10pもないようなメイタ。
 何が悪いのか。今日はボーズは無いとは思うけど、こんなに水をあけられるとねー。
 
 そうするうちに満潮となり、小休止状態。
 だんだん心細くなってきた。11時も過ぎた。
  「何時頃帰ります?」オイオイ原崎君。それはないよ。
 
 東風が出てきて、内側はバシャバシャしだしたが、下げ潮は川のように波止にぶつかっている。一気に仕掛けはパイルに吸い込まれそうである。
 でも、よっし。ハリとチモトにガン玉4Bを1個ずつ付け、その「潮の川」に向かって、超前。それでも仕掛けが手前にすぐに来る。着底も分からず。足下で根がかり。やっぱり・・・。うまくいかんねぇ。
 

まくって何とか四枚、笑いがないネ
                  10m横に移動。よく見ると波止にあたった潮が横向きに流れを変え、波止に平行にガンガン流れている。でも、これなら何とかなるかも。懲りずに超前。仕掛けは横に流されている。竿を上げながら送り込み、着底を予想し適当に糸を張る。
 と、生体反応。あわせると、ギュンと引いた。やっと!だ。突っ込むのを、パイルにもぐれれないうちにとグリグリと巻く。抵抗の割には大きくなく40p。
 しかし、ホッとしたー。
 同じように潮に早足でついていき、カニを底でとばしながら、波止を行ったり来たりの観音釣りで、30p3枚追加。
 大型は出ないようなので、早めの一時に納竿とした。
  この時期これだけあたればいいんじゃない?
 もっと型のいいのが出る時期にまた行きたい。


 釣行日   場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   餌 釣果 サイズ
11月3日
(土)
佐世保 18 満   9:37
干 15:33
22.5 北強
薄濁 カニ
35
36
 朝7時40分ぐらい。携帯がなる。
 「上田でーす。どうですかー。俺、もう帰るよー」
 「えっ?」
 「長崎にきたと。52p!もういいからかえろーっと。」
 上田さん。昨日は唐津に行くと言ってたじゃない。
 それで、狭いところで二人で釣るのはやめようとうち合わせして、こちらは佐世保に行ったのに。
 まあ、唐津も釣れなかったかもしれないし。でも、いいなあ。年なしか。
 長崎は年なしの確率高いなあ。交通費がかかるからね。しょっちゅうは行かれない。

 雨がときおり降る中、こちとらは、まだ、35p1枚。
 もう2時間近く、鯨瀬で一通り探り回ったけれど、アタリはこれっきり。   
  水面下1mぐらいでの止めアタリだった。
 いつものメイタポイントでメイタも全くあたらない。きっと絶対数が少ないんだな。なんか今年はおかしい。
 
  ここで粘ってもしょうがないので、干尽に場所変え。
 北風はますます強くなった。壱岐に行った大久保さん釣ってるのかな。大丈夫かな。誘われたけど、行かなくてよかったぁ。
 しかし、アタリはここもない。
 しばらく探っていると、ハリスが1mほど入ったところで糸が止まった。張ると、かじっている感じ。少し重い。合わせると、ちょっと重く乗ってパッとはずれた。
 「失敗った。チヌか!」
 仕掛けを上げると、まだ、カニは立派に付いている。・・・?
 端を喰わえただけ? う〜ん。わからん。
 ちょっと目だけ出してのぞくと、黒い陰がさっと動いた。まだいる!
 エサはそのままで、すぐにまた落とす。
 と、そいつはあわてたように体をひるがえして、エサの方に動いたようだ。
 喰ったかな?ハリスが入ったところで竿先を止めるが、風のせいでアタリは伝わってこない。
 今度は2秒ほど待ってキイた。付いている。グッと合わせると今度はしっかりと乗った。あまり大きくないけど、やっと来た。36p。9時半。

干尽で
  その後、1時間ほど粘ったがそれだけ。   雲行きがますます悪くなったので、納竿したが、帰る途中はフロントガラスの前が見えないほど雨が降ってきた。危ない危ない。びちょぬれになるとこだった。セーフ!
 
  車のトランクのクーラーには、佐世保の朝市で買った殻付き牡蠣とワタリガニが入っている。 (朝、5時から始まるこの朝市、生きた魚、ミズイカ、貝類、野菜類、とにかく新鮮で安い。)
 帰って、家族に大受け!美味かったー。

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