チヌ落とし込み釣行記 2001年 9月 落ちの荒食い期待!

 釣行日   場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   餌 釣果 サイズ
9月24日
(月)
佐世保 満 14:08
干  6:52
26 南弱
薄濁 カニ
 悩みに悩んで、サンバ狙いで前回のリベンジを図り、また佐世保へ。同行はsakaiさん。
 前回、餌取りばっかりだった小佐々の波止に行く、今回は、若干だが潮は流れている。中層で型のいいアラカブがくる。(生体反応有り!今回はいいかも)と、サンバに期待をしながらちゃっかりキープ。
  それから4時間、3匹のアラカブだけ。
 sakaiさんも先端でずーっとカニを餌取りに喰わせながら今か今かと粘っていたが、ちょっと型のいい本カワハギだけ。
 O入島に一人で行ってたRISUさんから電話がある。
 「49ぐらい釣ったよ。URAさんは昨日51上げたバイ。」
 昨日、誘いがあったけど、遠いので断ったのだが、やっぱりうらやましい。
 
 業を煮やして
 「波止替わろうか?」
 
 竿をたたみ。ちょっと何カ所か下見をしながら、ターミナルに。
 自分は、ターミナルの対岸で前打ちオンリーで探る。
が、フグばっかりだ。あっという間にかじっている。
 しばらくしたら、AMAの徳さんが
 「釣れマスカー?」と現れた。3カ所ほどまわったが、全然ダメという。
 あとからまた、東浜に行くといいながら、座り込んで、話しかけてくる。
 前を打ちながら一緒に話していると、底で何かがしっかりくわえた。合わせると、これはチヌだ。
 やっときたー。40前後かな。と引きを楽しんでると、水面下でポロッ。
 ありゃー。ばらした。せっかくボーズ解消かと思ったのに。
 それっきり。

sakaiさん 唯一37p お見事
 最後の場所、東浜にかけるが、ここもだめ、でかいのが時々浮かんでるが、喰わない。sakaiさんが37を上げて何とか全滅をさけることが出来た。なかなかやるバイ。
 この季節、場所決めにほんとに迷う。
 



 釣行日   場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   餌 釣果 サイズ
9月15日
(土)
佐世保 28 満  6:22
干 12:51
26 雨晴 東強
薄濁 カニ
メイタ
 sakaiさん、大久保さん、本石さんと佐世保へ。
 先週は東浜での前打ちで40オーバーが結構出たとの情報だったので、期待する。
 現地到着したものの、潮は動かず。たまにメイタの当歳がひらひらと上がってくるだけ。
 2時間ほどで見切りをつけたとき、佐世保在住の川口さんがかけつけてくれる。
 本日第2の目的地、イシダイがいるという小佐々の地波止に一緒に行く。
 が、ここも登り中潮というのに全く潮が流れず、辛抱強くカニを喰わせても餌取りはイシダイに変身しなかった。
 また場所変え。戻ってターミナル周りへ。
 しかしここもいつもの潮の動きが全くない。
 午前中、RISUさんも来て竿を出したそうだが、同じ状況だったとか。
 大チヌはときどき浮いてきてるらしいが。(sakaiさんも目撃したそうだ)
 自分はみんなと離れ対岸一帯を探っていたが、一度掛けはずれがあっただけ。
 (これを上げるのとそうでないのでは、気分的にずいぶん差が出るんだけどねー)
 

唯一チヌ級をあげた大久保さん
 大久保さんが桟橋で38pを上げただけで、他めぼしい釣果無し。
 
  大久保さんの、疲れを知らないパワフルな動きにはこれからのAMAを背負ってくれる頼もしさを感じさせてくれる。
 がんばれ青年部隊!
 
  今年は、カラス貝がほとんど落ちて、この状況ではこれからも厳しいのではないかと思ったが、腕と日が悪かったことにして、これからは好条件になるのを期待したい。

 


 釣行日   場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   餌 釣果 サイズ
9月8日
(土)
熊本
新港
21 満 11:45
干 17:47
26 西
カニ
岩虫

他メイタ
36
  熊本のFFC(フォール・フィッシング・クラブ)の発会記念大会に、我がAMAの第3回大会が合流し、合同大会が、今年から渡しだした熊本新港沖波止で開催された。
  FFCさんは発会時点で33名という結構な所帯で、今後、中九州中心での活躍が期待されるところだ。
  
  肝心の大会だが、新港は先週の不調に続き、今回も大不調。台風16号の影響で風が若干強い。沖は白波がたち、波止際のざわめきは、いかにもいい型が出そうな雰囲気だったのだが。
  先週の状況から、まず、大釣りは期待できないかもと思い、カニは甲羅ミニから3pまで大小さまざまそろえた。(キビレは案外、でかいカニだけによくアタルときがある)それに万が一、メイタ勝負のときは、メイタの数を上げて、その中からAMA検量サイズの30pをクリアするものをキープというもくろみで、恥も外聞もなく岩虫をそーっと餌箱に・・。
  
  先週よくあたった沈みの石積み波止は、今回の釣り時間帯では完全に沈んであがれない。
  ならば、その近くの波止から石積みに向かって前打ちはどうかとおもい、西波止に上がる。ここは、初めてなので全く分からない。しかも、渡船が着いたところから石積み前までの長いこと。波が波止にかぶるかもしれないと言うことなので、クーラーと竿袋は流されるおそれがある。担いで、てくてく歩く。(それに、腹の調子も悪いので、万が一の状況のために、人がいないところから早く遠ざかりたいという気持ちもあった。)
  やっと到着して、9時の開始時間を待つ間に、ギャランドウーさん・原崎くんがあとを追ってきた。シュン。 ト・トイレぐぁ・ぁ・・。
 
   開始早々、原崎くんが31pを掛ける。餌は虫。このお二人、ちゃーんと岩虫を持ってきている。

波止を波が洗う。この写真はましなほう

向こうの横になった波止の右から
さらに折れたずーっと先が船着き場
  狙いの石積みまでは想像を遙かに超えて、距離がありすぎる。しかも向かい風。いくら5.3mの竿でも届く距離じゃない。この時点で、あさはかな作戦は消滅。
  まず、カニでキワから竿先まで探り回るが、反応が全くない。虫は?というとこれも反応が思ったより無く、たまにあたったかと思えば、セイゴや10pにも満たないメイタ。
  時間と共に潮が急速に上がり、波止を洗ってきた。波止際に立てる場所がなくなってきた。そのうち渡船が着いた一帯にいた人たちもびしょぬれになってこちらに避難してきた。上田会長も。
 「怖かったバイ。俺が怖いちゅうぐらいだから分かるやろ?」
  そう言うことで狭い一帯をみんなでワイワイ、うろうろ。
  その状況で、トバちゃんが33を上げる。納竿は2時だが、このほかキープサイズはあたらない。
 
   1時頃、何とか、波止際を移動できるようになったので、すぐに、移動して探り出す。
  底をジトーッと跳ばしている悠長な時間はない。竿5.3mで前底に落としてはワンストロークごとに移動を繰り返す拾い釣りに徹する。
 しばらくして小さい小さいカニに来た。ぎりぎりサイズのキビレ。
 

AMA入賞者
右:2位鳥羽さん、中:優勝越智、左:3位原崎くん
測ると、うーん28p。×

 虫に替えると。クッと押さえてもっと小さいメイタ。×
 ちょっと移動すると、底でくわえた。  今度はちょっと引きがいい。
 キビレ35〜6p。○ 
  やっとキープサイズだ。
  結局この一枚だけだったが、AMAではこれが最長寸となり、思わぬ優勝となった。大ラッキー!
  総合ではさすが地元のFFCの森田さんが48pのキビレで優勝。
 
   状況は最悪だったが、新しいクラブとの楽しい交流も出来たし、この熊本新港の実力は40オーバーを一人4・5枚は軽いというので、また来期に期待したいところだ。
  ちなみに、記念に持って帰ったキビレの胃の中は、マテ貝のような長い貝の身が結構詰まっていた。確実に餌がわりになっていると思う。     

 釣行日   場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   餌 釣果 サイズ
9月2日
(日)
熊本
新港
15 満   8:38
干 14:52
27
カニ
15
他メイタ
30
〜46
 どこもぱっとしない様子なので、疲れも少ない熊本で様子を見ようと思って悪友のS氏を誘う。(行く前の日の夕方、2ヶ月間冬眠していたKUMAさんが、唐津でなんと55.5pを釣ったと携帯で知らせてくる。気持ちはぐっと唐津に・・。)
  しかし、よかドジョウはそんなにうろうろしてないと吹っ切り、予定通りに出発。
  福岡インター2時40分発、途中、パーキングとコンビニにより(熊本57号線、もっとコンビニ作ってほしいなあ。飯買わずに波止にのるかとハラハラ。)5時20分に船着き場に到着。約2時間というところか。
   到着したら、もう先客が5〜6人船の中に並んで座っておられる。
   熊本の釣り人は行儀がいいようだ。
   初めてなので、とにかく船が着いた波止に上がってみる。
   潮は適度に濁っている。波止の上面はマスの枠だけなので足場がすこぶる悪い。リール落としたら泣いちゃうゾ。気をつけて準備。しかし、潮は上がりがけで、聞いていたようには高くなく、逆に水面まで近くて釣りにくいぐらいだ。
  水深は、大潮満潮で最深部で7〜8mというところか。釣りやすい深さではある。
  だが、全くあたらない。雨がだんだん強く降ってきて、安物の合羽からじわじわと冷たい雨がしみこんできてこの季節なのに寒くなってきた。久しぶりの滝修行だ。
  潮もあまり流れない。6時間弱釣って、やっと33pが1枚。これは、竿前底でココンと来た。S氏はヘチ底で同じ型を1枚。
  
  業を煮やして、船長に電話。12時前に波止がわり。
 

キビレでした。46p
 まず2投目に潮にのせ底を跳ばして、根がかりのようなキキあわせで46pのキビレ。
  「調子いいぞ!」
  と張り切ったが、その後は、30p前後のメイタとキビレの入れ食いである。小さいのは手のひらぐらいしかない。
  まっ、最初のところよりは、ましと言うことで。
いいんじゃないでしょか。
  ここのメイタは、糸を横にスーッと持っていくが、なかなかハリがかりしないので熱くなる。ハリや餌の大きさ、付け方やアワセのタイミングといろいろ工夫させてくれて、ぼけ防止にはなったでしょう。
  船長は、とてもヨカ人で、また行こうかなと思わせてくれた。

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